「桃太郎読んで」
娘「桃太郎読んで」 父「昔々あるところに」 娘「麻生太郎っぽく」 父「失礼だけども最初桃から生まれたガキと聞いて、あれ、大丈夫かと思ったけどもねぇ。実際会ってみると、これがなかなか筋が通ってる。団子だけで鬼ヶ島行くかね普通?それだけ人望があるってことですよ。この国を背負って立つ舵取 娘「桃太郎読んで」 父「昔々あるところに」 娘「安倍晋三っぽく」 父「あのですね、まず最初に申し上げたいのは、桃から生まれた。という、この一点において、これは極めて、特異な出生であるということであります。 彼はこうおっしゃった。不当にも占領されてしまった、鬼ヶ島を、取り戻す!領土を、取り戻す!と 私自身、当初は、正直なところ、これは大丈夫なのかと、そう感じたわけでありますが……しかし実際に話を進めていくなかで、桃太郎という人物は、極めてまっすぐで、筋の通った青年であると、そう認識するに至ったわけであります。 きび団子、これは非常にシンプルな携行食でありますが、それをもって仲間を集め、鬼ヶ島に赴くという決断。鬼に不当にも占領されてしまった、鬼ヶ島を取り戻す!領土を、取り戻す!とこれは――並の人物にはできないことであります。 つまり、彼にはですね、人望があり、信頼があり、そして使命感があった。 私は、彼のような人物こそが――この国の未来を担うリーダー像であると、そう考えているところであります。」