老人支配の弊害で若者が割を食う英国、若者が投票で勝てるエジプト

【政治経済】平成床屋談義 町の噂その383
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434:02/22(火) 01:51 xag4acUg [sage]
ttp://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5507
世界の若者が反抗的な気分な理由   2011.02.22(Tue)  Financial Times
(2011年2月19/20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) By Martin Wolf

●若者の数は多すぎても少なすぎても問題
●世界で進む人口動態の激変

エジプトと英国を比較してみよう。少し昔にさかのぼるが、1954年の英国の平均寿命は70歳で、乳幼児死亡率(5歳に
達するまでに亡くなる子供の割合)は1000人につき30人だった。同じ年のエジプトの平均寿命は44歳で、乳幼児死亡
率は1000人につき353人というぞっとするような数字だった。翻って2009年のデータを見ると、英国の平均寿命は80歳
に延び、乳幼児死亡率は1000人につき5.5人へと低下している。ところがエジプトでは平均寿命が70歳に延び、乳幼児
死亡率も1000人につき21人へと急低下している。まさに大変な変化である。

女性が一生のうちに産む子供の数(合計特殊出生率)も、これに勝るとも劣らない劇的な変化を示している。英国では
2.3から1.8への低下にとどまるが、エジプトでは6.5から2.8へと半分以下になっているのだ。ちなみに、同じ時期にイラン
では7.0から1.8へとさらに大幅に低下している。宗教で出生率が決まるわけではないのである。こうした変化はまさに
革命的であり、そのペースは先進国よりも発展途上国の方がはるかに速い。

このように大きな変化は常に、社会に大きな変動をもたらす。多くの発展途上国は今、人口構造の変化の初期段階にあ
る。従ってこれらの国々にいる若者の数は、事前の想定を上回っている可能性がある。何しろエジプトの母親は1985年
というつい最近まで、平均して6人の子供を産んでいたのだ。

●老人支配の弊害で若者が割を食う英国、若者が投票で勝てるエジプト

若者の人口が多い国にとっては、ちゃんとした収入を得られる仕事に就く期待が持てる活力ある経済をつくり出すことが
喫緊の課題である。これができていなかったことが、ホスニ・ムバラク氏のような長老による支配を脅かす大きな要因に
なっていることは間違いない。

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